2012/08/11

art


Motoi Yamamoto

塩のインスタレーションアーティスト 山本基
塩で描かれた作品は静謐でありながらもとても力強い

山本基は、床に塩で迷宮状の模様を描き出すインスタレーションアーティスト
彼が塩で作品をつくる原点になったのは、実妹の死だった。
大切な人の死を受け入れるために行ったことは、社会の中で死がどのように扱われているかを作品を通して体感することだった。そして「塩」という素材に行き着いた。死を経た驚きと悲しみ、再び合いたくても決して叶わない現実から生じた葛藤を形にしていく。「多くの大切な記憶は、時とともに変化し、薄れてゆく。しかし、写真や文章では残すことのできない記憶の核心に、私はもう一度触れてみたい」と語っている。














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