A DIARY: 11月 2012

2012/11/24

fashion

i-D Magazine #322

Danielle Duella & Iango Henziによるi-D Magazine #322

イタリア出身のDaniel Duellaとスイス出身のIango Henziによるデュオのフォトグラファー

彼らの作り出す世界はセクシャルで、とても美しい。

Model:Lara Stone & Laetitia Casta

Hair:Luigi Murenu

Make:Stephane Marais

2012/11/23

culture

Willy Moon 「Yeah Yeah」

ニュージーランド出身のシンガーソングライターWilly Moonの新曲「Yeah Yeah」のミュージックビデオをご紹介。鏡に囲まれた部屋で１６人のダンサーたちが、一糸乱れぬダンスを披露している。その真ん中のWilly Moonはまるで、ディスコのお立ち台にいるよう。このどこか懐かしいくもモダンな映像は楽曲と同様に中毒性たっぷり。

監督は、かつてAlex Martinとしてディレクター・デュオとして活躍したAlex Courtès

Alex Courtèsは、２０１１年に「The Incident」で長編映画監督としてデビューも果たしており、現在も多くのアーティストのMVを手掛けている。

この作品で注目したいのは、その印象的な振り付け。振り付けを担当したのは、パリを拠点に活動するパフォーミングアーティストのOlivier CasamayouとCarine Charaireによる I Could Never Be A Dancer。彼らは、TEDのイベントTED×Summit 2012のために制作された映像インスタレーション「The power of x」や、シャネルのフィルム「Shade Parade」でも振り付けを担当している。どちらもキュートな世界観になっている。

The power of x

Shade Parade

2012/11/18

art

Body Architect : Lucy McRae & Bart Hess
アムステルダムを拠点に活動するアーティストLucy McRae
人体に様々な物質を組み合わせてくつられている作品は一度見たら忘れられないインパクトがある。
自ら『Body Architect』と名乗り、その名の通り彼女の作品は人体に別の物質を組み合わせ新しい物を作り出して行く。
幼少期からクラシックバレエを習い、メルボルンのRMITでインテリア・デザインを学ぶ。その後、Philips Designに就職し遺伝子操作や、人口皮膚、形質転換などの研究を重ねる。
そういったバックグラウンドがあり、この様な人体とテクノロジーを融合させた彼女オリジナルの表現にたどり着いた。彼女の作品はアート界のみならず、ファッション、音楽など様々な分野から注目されており、TED fellowやNick Knight、Aesop、Johan Renck、Robyn 、AnOther Magazine
などで共に仕事をしている。
Lucyと共に仕事をしている同じくオーストラリア出身のアーティストBart Hess
彼の作品もまた人体と他の物質を組み合わせて行くものだが、Lucyとは少し異なりより生々しい感じがする。
Bartはスライムを始めとし様々な素材を人体と組み合わせながら、人体の新たな解放と創造を模索している。その独創的な世界観はとても面白い。

Lucy McRae：http://www.lucymcrae.net
Bart Hess：http://barthess.nl