2013/01/12

person



NAN GOLDIN
Grey MagazineやLula Magazine、V Magazineなどで彼女の写真を見るたびに、なんて不思議な写真を撮る人なんだろう.. といつも思う。彼女の写真は1枚でもストーリー性がとても強い。構図やライティングも素晴らしいいが、それ以上に見るものを彼女の世界に引き込んでしまうような強さを感じる。

「人間でいることやその痛み、生きていくことの難しさを写している」
Nan Goldinの言葉の中でとても印象に残っている言葉。。
彼女のヒストリーはあまりにも壮絶。11歳の時に姉が精神を病み自ら命を絶ち、家族崩壊、家出、ドラック、エイズ、友人の死、、、、とても自分には彼女の言葉の重みを理解しきれない。
ただ、Nan Goldinの切り取ったリアルな世界にはとても惹かれる。それが単純に「美しい」というよりは、自分には無い感覚や空気感を感じるから。
彼女が写真を始めるきっかけになったのが姉の死、二度と訪れることのない今を撮り続けている。
彼女の写真には温かさと冷たさの両方を感じる。。













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