Carroll Dunhan
Carroll DunhanはNYを拠点にするペインターであり、版画家。彼の作品はインパクト抜群で一度見たら記憶に残る強力さ。はじけるような色使いで描かれている作品は、エロティックでありながらも、遊び心あるまさにポップ・アート。
Carroll Dunhanは、シュルレアシスムや抽象派、ポップ・アートにインスパイアされ、Brice MardenやRobert Peter Mangoldに影響を受けているそう。
1980年代には、木製の板に幾何学的な構成を描き、1991年のIntegrated Painting シリーズでは、キャンパスにボールとチップを表面に使い多次元の作品を作り出した。彼の作品には「波」「歯」「陰部」「木」などその時代、時代でモチーフになっているものがある。
どれも漫画タッチで描かれており、一見ポップなのだが描かれている人物が銃やナイフを持って叫んでいたりと、シュールである。1949年生まれの63歳、パワフルである。
ちなみに彼の家族も皆、芸術家で、娘は人気ドラマ「Tiny Fumiture」、「Girls」の監督・主演のLena Dunhan、奥さんはフォトグラファー、デザイナーであるLaurie Simmons。まさに芸術家一家。
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