ポーランド出身の映像作家・映画監督のZibigniew Rybczynski監督の短編アニメーションフィルム「Tango」
1982年に公開された約8分のショートフィルムなんですが、なんともシュールで味があります。
一つの部屋を舞台にした作品で、徐々に部屋の中に人が増えていきます。それぞれ個々に動いているのですが、それがループしながらリンクしていくというシンプルな物なのですが、この計算されつくした動き、構造、すごいです。この作品はデジタルではなく、1万6000枚ものフレームを7ヶ月かけて構築されており、約8分のフィルムを作るのに7ヶ月を費やすという、この監督には感銘を受けます。。
この作品を手がけたZibigniew Rybczynski監督は、1970年初頭よりデジタル技術をいち早く取り入れた映像作品を発表し、ジョン・レノンやオノ・ヨーコ、ミック・ジャガーなどのミュージック・ビデオも手がけるなどしています。ちなみに代表的なものだとジョン・レノンの「IMAGINE」などです。
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