2012/05/03

art


ALEXANDER ARCHIPENKO ,ブリキの彫刻

Médrano II, 1913–14




 Carrousel Pierrot, 1913

ALEXANDER ARCHIPENKO
ウクライナ・キエフ出身の彫刻家でありグラフィックアーティスト
彼はアクリルやブリキ、ガラスなどさまざまな材料を使い、彫刻を制作
19世紀後半のキュビズムの影響を受け彼自身も作品を通してモダニズム運動を展開していった。


ALEXANDER ARCHIPENKOの作品の多くはシャープなシルエットに光沢があり曲線美であり一つの作品に対して同じ材質で制作されている。
これらは対照的に石膏やブリキ、木材、ガラスなど一つの作品に複数の材料を使用し、カラフルにペインティングされている。
それぞれ異なった材質のパーツを組み合わせる事によって生まれるゴツゴツしたシルエット

曲線と直線がミッスクされ、カラフルなボディ、遊び心が詰まった暖かみのある作品に感じる
これらは彼が、1912年~1914年の2年間、パリのアートスクールで講師をしていた時に作られたもの。
当時のパリは第一次世界大戦前でパリ万国博覧会の為にエッフェル塔が建設されメトロが開業、
ムーラン・ルージュなどのキャバレーも多くパリには芸術家が集まりとても華やかだった。
そんな時代背景が作品にも出ているのだろうか?

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