三木富雄 (1937 - 1978)
40歳の若さでこの世を去った「耳」を追い続けたアーティスト
美術は独学で学び、1963年の個展で初めて「耳」を出品。その後、三木は執拗に耳、特に左耳を型取ったオブジェを作り続けた。多くの耳は鉄でもブロンズでも銅でもなくアルミと鉛の合金で作られている。最後は形を失った液状化した「耳」というコンセプトまで行きついた。
なぜ、三木はそこまで「耳」にこだわったのか・・・
これに関しては、多くは残されてはいない。ただ、周りから変わり者と言われながらも、一つの物をとことん追求している三木はかっこいい
三木曰く、「私が耳を選んだのではなく、耳が私を選んだ」と述べている
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