Gerhard Richter: Painting 2012
現代アートの巨匠Gerhard Richterの展示会が、Marian Goodman Galleryで行われている。
展示されている作品は全て、Gerhardの1990年に制作した一枚の作品「Abstract Painting 724-4」をコンピューター処理して作られている。縦12段、横幅を2分割、4分割、8分割と分割していき、切り取った絵の一部を反復させパターン化していく。段数が増えるほどに、反復される幅は狭くなり横のラインが強調される。Gerhard Richterは現在80歳という年齢であり長いキャリアがある中、今までの作品の概念を捨て、新しい手法(コンピューター処理)に挑戦する姿勢には感銘する。しかし、今回の展示会は賛否両論の声が聞かれる、、
これらの作品の制作プロセスは「Patterns」という一冊のハードカバーにまとめられており、800部のリミテッドエディションとして、シリアルナンバー入れで出版されている。221のパターンを246ページで紹介している。
MARIAN GOODMAN GALLERY
0 件のコメント:
コメントを投稿